Journey, Heart, Cheap Trick Live in San Diego

20 07 2008

7月15日火曜日、サンディエゴの南に位置するChula Vistaで、ジャー二ー、ハート、チープ・トリックのライブを見た。平日だからとちょっと油断したら遅刻してしまった。私としたことが!会場前には到着していたのだが、駐車場に入るまでに予想以上の時間がかかったのだ。

まだ午後の日差しが残る7時過ぎ、チープ・トリックのライブがスタートした・・・のを駐車場で聞いた 。(ひー)会場内に入ると観客、みんな座ってんの。もうみんな、だめじゃーん? しかしバンドはそんなのおかまいなしに飛ばす、飛ばす。’If You Want My Love’, ‘I Want You To Want Me’・・・おなじみのナンバーが続く。何度見ても飽きないんだよなぁ。YouTubeにこの日の’The Flame’がアップされてる。いろいろ議論をよんだ曲ではあるが、この夜、ロビンの声が一番光っていたナンバーだった。

リックはいつものJohn Varvatosの黒いスーツ&ボウタイでキメている。この春、彼らがJohn Varvatosのコレクションでフィーチャーされて以来、公の場ではどこで見てもちゃんとこれを着ている。バニーはいつものZildjianのキャップをかぶり、ロビンは黒のレザーパンツにカウボーイハット。トムはスタンドカラーの白いジャケットに黒パンツ。いつもかている黒ぶちの眼鏡、この日はブルーがかったやつだった。やっぱさー、Paul Smithが似合う男性が私は好きだわ。 いつだったかドレッシング・ルームで「お衣装」を見せてもらった時、Paul Smith, Issei Miyake, Yoji Yamamoto, Tommy Hilfigerがトランクいっぱいに並んでいた。粋なおしゃれができるロケンローラたちであーる。

次にハート。1月のNAMM関連のパーティでキャッチして以来、彼らのライブを見るのは2回目。前回は小さいクラブだったが、今回は大きなアリーナのステージである。ナンシーがジャンプし、髪の毛を振り乱し、ギターをかき鳴らす姿は今見てもかっこいい。マンドリンで展開する’These Dreams’もよかったが、’Barracuda’で私は・・・吠えた。そう、あまりのかっこよさに思わず吠えてしまったのだ。かっこいーぜ。

ジャーニーが始まる頃にはもう10時をまわっていただろうか。私が会場に到着してすでに3時間以上が経っている。ひと晩に3つのバンドがあるのって一見、豪華だけど・・・予想してた通りキツい。体力的にもライブ的にも。第一にそれぞれのセットリストが通常より短い。次に観客がライブの途中でトイレ休憩、ビール休憩等で出入りするから、ライブに集中できない。今回の席がステージそばだったからまだよかった方だけど。 アメリカ人、忍耐力ないし・・・というかライブの楽しみ方が日米で違うから仕方がないのだが。

さて、ジャーニーの新作 ‘Revelation’がアメリカで売れている。’Don’t Stop Believin”しか知らないフツーの人たちでさえも、新しいボーカリストはYouTubeで発見されたことを知っている。さっきbillboard.comを見たら、アルバムチャートThe Top200で18位(ピークは5位)、Top Independent Albums ではモトリーを押さえて堂々の1位だ。ニールセン・サウンドスキャンによるとリリース後3日間で45,000ユニットをさばいたとのこと。ウォルマートでしか買えないというのに!(私はウォルマートが嫌い)勝因はいくつかあると思うが・・・

1)Wal-Martディール 
2)’Don’t Stop Believiin”がアメリカの人気TV番組(’Family Guy’, ‘Laguna Beach’, ‘Scrub’, ‘The Sopranos’)でライセンシング、使用されて知名度のアップに貢献 
3)で、テレビ番組でDSBが流れた次の日には、iTuneでバンバン、ダウンロード
4)新ボーカリスト加入の話題性

こんなとこでどう?ちなみにウォルマートは昨年、アメリカで最もCDを売った小売チェーン店だ。過去にはイーグルスのダブルディスク、’Long Road Out of Eden’がこのディールで発売され、去年11月のリリースからこれまで300万ユニットを売った。(ニールセン調べ)イーグルス、ジャーニーに続いて、フリートウッド・マック、そしてこの秋にはAC/DCの新作が同じディールで発売される予定とのこと。

ではどういう人がウォルマートに行くのか? ベビーブーマーたちだ。ここに行けば生鮮食品以外、格安な値段で何でも揃う。小さい子供を持つ親たちが、家族連れで週末に行き、結構な時間を過ごす大型店だ。で、彼らが若い頃にラジオで親しんだアーティストたちの新譜を、ここで手にする訳だ。iTune Store、CDショップなんかと縁がないミドル・エイジ層だったらつい買っちゃうだろーなー。

ウォルマートが直接アーティストと契約を結ぶので、アーティストにとってもこのディールはおいしいことになっているみたいだし。これまでレコード会社がミドルマン的に横取り、もとい、獲得していたマージンを、このディールでは押さえることができる。アーティスト、小売店へ渡るマージンの率も当然上がるし、CDの価格も押さえられるので、私たち消費者にとっても好都合というわけだ。(大雑把にしか言えなくてごめん)

同様に、DVDレンタル業者のブロックバスターが映画のディストリビュータと、またスターバックスがアーティストと直接、契約するシステムを現在進めていると聞く。コンテンツを所有する/売りたい人たちが、今一番注目しているシステムなのだ。

で、ジャーニーのライブだ。ライブアルバム’Captured’を彷彿させる、’Majestic’がイントロで演奏され、オープニングは新作から’Never Walk Away’。 あたまから新しい曲をやってしまうなんて。ニール、強気じゃん?新ボーカリストのアーネル君も快調。YouTubeで彼のパフォーマンスはもう十分見ているし、私はジャーニーのボーカルがスティーヴ・ペリーじゃないんだったら、別に誰でもいいかもってスタンスなもんで、大きな期待もなし。ただセットリストが短いのがやはり不満だわ。2005年ツアーでの3時間ライブ(休憩はさみ2部構成)を経験してしまうとね・・・。’Patiently’ ‘Something to Hide’とかやはり聞きたい訳ですよ。当時はニールも自信満々に「前座なんかいらない」と豪語していたしな。ソールド・アウトの会場も盛り上がっている。芝生席までびっちり埋まっていて、大合唱状態だ。

1件だけ欲を言うと・・・ステージ・デザイナーはもうちょっと何か考えた方がいいかもしれない。ステージ後方の巨大スクリーンに映し出される映像が、まるで80年代のビデオゲームみたいでキツかった。今どきコンピュータのスクリーンセイバーだってあんなのないよなー。ま、これは今に始まったことじゃないけど。デフレパとジョイント・ツアーに出たときは、そのセンスの格差が大きくて唖然とした。(デフレパはCGもバンバン出てくるし、ライティングも眩しいくらいに派手でかっこよかった。)

このあと全米を縦横断し、秋にはまたカリフォルニアに戻ってくることになっている。当然、アジア、東南アジアもツアーが考慮されているだろうし。来日公演も期待したいところだ。

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